インバウンドを考える | 宿カフェ

インバウンドを考える

インバウンドを考える

2018/12/12|
 
駅の改札を降りてから案内表示板をよく利用されますか?今日はそこからインバウンドを考えた真面目なお話しを少しいたします。
まずは、英語の勉強もかねて、インバウンドの本来の意味を…
inbound(インバウンド)とoutbound(アウトバウンド)の意味

駅の案内表示板

宿を開業してからすぐぐらいに駅の案内表示板(改札出てすぐの柱に地図に場所が入っており、店の名前も「ホテル/旅館」のカテゴリーのところに記載される表示番のこと)をしませんか?と営業がありました。 まだ、開業当初で、必要性もわからず、費用もかけることが出来なかったのでお断りしました。 2年ほど開業していて、私が宿に在中しているときは、迷われてもお迎えに上がったり、案内が可能なのですが、店に不在時、特に夜にチェックインでお越しの外国人のゲストは、店の前を通りすぎて行き過ぎたり、お店の前の幹線道路を挟んでお迎え側に行かれていて迷われたりしています。 そんなとき、駅の案内表示板に掲載していたら、分かり易いだろうと思います。 また、開業してまだ2周年の店からすると、地元の方にもこんな店があるよ!って周知する目的としても多少は効果があるような気がします。

キャンペーンで駅の案内表示板の営業再び

つい先日ですが、そんな問題を抱えている中、新大阪駅から鴫野(しぎの)駅に電車が直結するに際し、駅の案内表示板のキャンペーンをしますとのことで月額でいうと、子供のお習い事くらいのお月謝感覚ということで、営業に来られました。 私としては、「掲載したい!!!」という気持ちが大きかったのですが、年額にすると、結構な出費にもなります。 なので、とても悩みました。 答えが出なかったので、いつも的確な答えをズバリ出してくださる、私の信頼している方に相談しました。 その方の答えは、「NO」でした。 年額とその効果を比べると、あまり意味がないとのことでした。 私も、実際のところ、
  • この掲示板を出したところで、実際何人の宿泊ゲストが見てくるのだろう・・
  • 今は、ほとんどのゲストがGoogleマップを見てきているではないか・・・
  • 地元の人も、いったい何人がわざわざ地元の地図を駅でみて、うちを意識してくれるのだろう??
と疑問はありました。 その方にはっきりと「NO!」と言っていただけたことで私は、即座に決断できました。

インバウンド対応してる???

お断りする時に、ふと、営業担当者の方に質問しました。 「この案内表示板って、どこの駅も日本語と英語表記になるのですよね?」 その方の回答は、
「いえ、駅によっては、日本語だけのところもあります。」
その質問から、私の中で、断ってよかったと思ったのと同時に、とても大きな疑問が出てきました。 「インバウンド大国 日本!」と政府も国を挙げて推奨しているのであれば、地方自治体もすべて、やはり、こういう公共施設の表示などは、インバウンド対応で統一するべきなのではないでしょうか。 現在、沢山の外国人の方がいらっしゃっています。 日本は初めてという方もいらっしゃいますが、うちの宿にも多くの、日本には2回目以上のご旅行の方が沢山いらっしゃいます。
そんな方は、2回目、3回目になると、もっと日本を知りたい!ということで、今まで外国人観光客のいなかった地域や場所にも、インターネットで調べて、どんどん訪問されることになってくるのではないでしょうか。 中心部だけ、マルチ言語対応で・・・というのは、インバウンド大国日本になっていく以上、だめなのではないかと、いち大阪の下町の小さな宿を営む私が、小さく吠えたくなりました(笑) せめて、これからは、公共の表示などについては、英語、中国語、韓国語くらいは必要なのかな~???  来年2019年は、ラグビーワールドカップ、2020年は、東京オリンピック、ワールドマスターズゲーム2021関西、2025年は大阪万博もあります! 近い将来、日本で働く外国人も多くなるのですし。