娘達が夏休みに入りました!
私が小学校だった頃、夏休みに入ると、ギンギンに晴れた毎日で学校のプールに真っ黒な肌に麦わら帽子をかぶって通っていたものです。
今年はどんより曇り、雨雲。とうていプール日和とは言えないお天気が毎日続きます。
さて、鴫野では7月の3連休の土日に毎年恒例『だんじり祭り』がありました。
御花代
地元でお店を出したので、オープン初年度から本当に気持ちだけではありますが、夏、秋の『だんじり祭り』には御花を各だんじりにお渡ししております。
鴫野の地元のだんじりは、「南」「東」「西」「中」「天王田」と5台あります。
私が生まれ育ったのは、現住所の「鴫野(しぎの)東」ではなく、「鴫野(しぎの)西」の隣町。
「鴫野(東)」に引っ越してきたのは、丁度私が大学生になる前なので、西で18年、東で25年になります。
通算しぎの歴45年になります’(笑)
なので、良く言うと、
「なんちゃって鴫野(しぎの)全体をよく知る人間」で~す!
これを言いたいのではなく、
あるだんじりでは、同級生が頑張って引っ張っていたり、
別のだんじりでは15年くらい前に私の英語教室を習いに来てくれていた可愛い可愛い生徒さんご兄妹(2人ともすでに成人です!!!)が一生懸命引っ張っていたり、
またまた別のだんじりさんでは、私の自宅のお隣さんが引っ張っていたり、
もう一つのだんじりは自宅のエリアのだんじりだったりと、
地元でお商売もしている以上無視は出来ないな・・・と。
町の人が町を支える
このタイトルちょっと言い過ぎかも知れません。
が、自分が実際、「お商売」を特に「地元」で始めてわかったのですが、何でもドライにスルー出来たらいいのですが、本当これが無理で、少し古臭い言い方なのでしょうが、
「持ちつ持たれつ」
なのかな、と。
例えば、私が、宿の近くにある商店街の方々と全く繋がりがなかったり、周辺の飲食店の方々と全く知らなかったりすると、私の店の地元での知名度ってどうなんでしょう???
それを期待しているから仲良くなる、利用するではないですが、私も、地域のお店を利用することにより、そのお店の方々も私のことを知り、またうちにもコーヒーの1杯、モーニングでも食べにいらしてくれる。
そして、また私もその店のこと、その方のことを知り、うちのお客様にも勧める、そしてそのお店の方もうちのお客様を快く受け入れてくれたり、「お客さん紹介してくれてありがとう!」と喜んでくれたり、自分ところのお客様にウチのことを紹介してくれたり、お勧めしてくれたりする・・・そんなループの積み重ねが知らない間に出来ています。
また地元のお店を利用させていただくことによって、今までにない発見もありました。
例えば、八百屋さんのお野菜はスーパーのお野菜より価格は一緒くらいなのに、質のいい事!
お肉もそうです!
そして、飲食店、難波や梅田の居酒屋なんかより、本当に美味しくて、
それならば、すすんで地元のお店を使いたくなりますよね!
伝統を守りつつ
地域でお商売をされているカフェの常連さんと「御花代」のお話をしていて、私なりの「挑戦!?」をしてみました。
地元のお店でも御花代を渡すのをためらい、わざとお店を閉めていたりすることをもあるとも他の方から聞いたりもしました。
だんじりの方にとっても御花代は大切なもの、でも御花代を渡す我々にとっても、「お渡しする」という一方通行になりがちなものが、より有意義なものになれば、より多くのお店の方も御花代をすすんで出してくれたりもするようになるのかな?と。
なので、私は今回より、DO厚かましく、
祝儀袋に名刺を貼り付け、さらに「宿泊必要な方ご紹介ください!」「地元でモーニング食べに来てください!」と直筆で書き添えました(笑)
コンビニやファーストフード店での朝食やコーヒーもいいけれど、地元でだんじりをひっぱる若い人たちにもたまには地元を利用する良さも知っていただけるようになっていったらいいなと。
その相乗効果で、うちも張り切って出せるくらいの御花代を出すことも出来るようになったり!?なんて(笑)
自分のお商売でも「積極的なアピール」って大切ですね。
なかなか出来ない、じゃなくて、出来ていない自分に情けなさ、苛立ちをも感じながら、つくづく思います。
あくまでも私の意見なので、失礼ありましたらお許しください。
今日はおしまい。