もうすっかり2月です。
下の娘が今年卒園と小学校入学を控えており、通っている保育所の4年務めあげた保護者会で今年はトドメで会長をやらせていただいており、少々忙しいチェルシーです(;’∀’)
先週2日(土)は娘のお遊戯会でした。
日頃は活発で自由すぎる娘で、ちゃんとお遊戯会に挑めるかどうか心配をしておりました。
でも、娘はちゃんと成長していました。
そんな娘を見て、涙、涙の私でした。
ゲストが心配
実は、その日の朝食時、火曜日から連泊している2名の男性ゲストのうちの1名がすぐれない様子。
聞いてみると、昨夜から熱があると。
自宅から体温計をもって来て、測定。
な、なんと40度!
ゲストは、今日一日は一人部屋で寝ておくとのことでした。
その日はお遊戯会やお遊戯会後に保護者の方達と茶話会の準備もあり、夕方まで忙しくしていました。
用事が終わり、帰宅し、夕食を作ろうとした時、ふとゲストのことが頭をよぎりました。
「体調大丈夫?熱は下がった?」とメールしてみました。
すると、ゲストから
「まだ熱が下がらない」
「明日になっても熱が下がらなければ、病院に行く」と。
え!?明日は日曜じゃない!!!病院やってへんやん!
今日ももう、夜の7時半まえ・・・
頼みの綱はここしかないな・・・とゲストに返信する前に先に病院に電話。
鴫野(しぎの)の駆け込み寺てきクリニック
こんなタイトルつけちゃうとお世話になっている先生に大変申し訳ありませんが、小さな子供を持つママなんかは特に頼みの綱である、宿カフェの道路を挟んで斜め向かいには、朝から夜遅くまで、そして、土曜日の夜まで、先生のご休憩も少なく診療されている「はしもと耳鼻咽喉科クリニック」があります。その先生は、毎日沢山の患者さんに加えて、耳鼻咽喉だけでなく、もろもろの処置も付随してきちんと見てくださいます。
外国人ゲストもお連れしていいとのことだったので、ゲストにすぐに電話。
「明日は遠いところの救急以外の病院は開いていない、
今も向いのクリニックしかあいていない。」
と伝えて、今からすぐに病院に行くことを勧めました。
インフルエンザ到来
ゲストお二人と共に私も同行し、お向かいのクリニックへ。
検査の結果、やはり「インフルエンザA型」でした。
全て実費になりましたが、インフルエンザや風邪のお薬を処方してもらいました。
翌日は、37度5分くらいに熱も下がり、少し安心しました。
日程が限られている宿泊ゲスト
今週月曜は、先週から滞在されていたお客様の最後の大阪滞在日でした。
寝込んでいた土、日の2日間は友人と一緒に京都に行くのを逃してしまったゲスト。
なので、熱も下がったので奈良に行くとのことでした。
本来であれば、まだ大人しくしていなければいけないのでしょうが、そこは日程の限られた旅行者の方なので、私自身とても戸惑いましたが、結局、そこまで強いることが出来ませんでした。
習慣の違い
靴を脱がないなど、表向き頻繁にみられる習慣の違いは外国人ゲストを見ていると頻繁にみうける光景ですが、
今回のようなイレギュラーなことがあると、我々が普通にしている習慣がなかったりすることに気づきます。
今回のゲストがインフルエンザにかかった件で見えた習慣の違い(国によって違いますが)は、
・マスクをする習慣がない
・外から戻ったりしたらうがいをする習慣がない
そういえば、ニューヨークとかに行ってマスクをしている人は見た覚えがなかったような・・・
顏の作りが違うせいなのか、もしくはただ単に慣れていないせいなのか、「マスクをすると息ができない。」と言ってマスクをしようとしませんでした。
本当は、外へ出かけるもの避けてほしいのが山々なんだけど、マスクは拡散防止するためにどうしても着用していってほしいな・・・と思いました。
さあ、どおしよう???
ひ・ら・め・い・た!!!
ここは、子供のいる母の強み。子供の間で今流行っている病気は頭にインプット済み!!!
私は、ゲストに
「息しずらいのは、よくわかるケド、今、インフルエンザの他にも、ノロウイルスなどの非常におなかが痛くなるウイルス性の病気も流行っているから、これ以上移らないためにもマスクはつけていく方がいいよ」
と、少し強硬なおどし作戦にでました!!!(笑)
ゲストも、「それはマスクしなきゃ」と。
何はともあれ、翌日、無事ゲストはチェックアウトされました。
使用されたお部屋もずっと風を通して、お布団も1日中天日干ししました。
土曜にに病院に行った時も、ゲストから「チェルシーがいてくれて本当に良かったです。僕たちは本当にラッキーだった。」嬉しいお言葉が。
そして、チェックアウト後にも、お部屋に入ると、奈良で買ってきてくれたお土産とメッセージが・・・
なにも気の利いたことはしていませんが、
ただ、いつも海外からのゲストに対応するときは、
「逆の立場で私が旅行者で土地勘の知らないところに行ったら・・・」ということを自分に置き換えて、その時のスチエーションに応じて対応しているだけですが、その素朴な気持ちに対して喜んで頂けたのが、本当に嬉しく、幸せな気持ちになりました。
次回は、もっともっとディープな大阪を一緒に楽しみましょうね。
Antonio & Ruben from Spain, グラシアス。